2022/03/11 15:15
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本日は震災の日、あの日から少しずつ進化していこうと進んでまいりました。
そして、ショップオープンに向けてブログを始めて一か月、
家事や子育てが忙しい中、つたない記事を見ていただいてるおかげで
励みになり、なんとか頑張ってこれました。
ありがとうございます。
これからも日々更新していきますので
ご縁をつないで頂けると嬉しいです。
それでは前回の続きで『解剖学_下腿編』をお送りしていこうと思います。
『下腿(カタイ)部』とはいわゆる『すね』の部分で、『膝関節から足関節の間の部分』です。
この『下腿部』には大腿部と違い、骨が二本あります。
この二本の骨は、外側に『腓骨(ヒコツ)』内側に『脛骨(ケイコツ)』という位置関係であります。
まず外側の『腓骨』から見ていきます。
この骨は、膝関節から下に触っていくとポコッと出ている『腓骨頭(ヒコットウ)』から
『外果(ガイカ)』呼ばれつる外くるぶしまでの、細い骨です。
この骨は大腿骨と直接接することはありませんが
ハムストリングスの一部の筋肉や、膝関節外側側副靭帯などの靭帯が繋がっており、膝関節の安定性にかかわっています。
更に、足関節の部分では『距骨(キョコツ)』と呼ばれる足部の骨を、外側から挟み込んでいます。
この部分を『外果』といい、足をひねって痛めてしまうことが多い『足関節外側側副靭帯』がついています。
あんまり激しく痛めると、骨折をともなうことがありますので
『ひねっただけ』『捻挫しただけ』と思わず、病院を受診することをお勧めします。
詳しくはまた後日に。
次に内側の『脛骨』についてみていきます。
この骨は大腿骨・膝蓋骨(シツガイコツ:いわゆるお皿の骨)と関節面を直接接して、膝関節を構成しています。
そして、足関節の内側の『内果(ナイカ)』で距骨を挟み込んでいます。
このように、膝関節から足関節にかけてある太い骨のため、体重を主に支えている骨になります。
次に筋肉についてみていきます。
下腿部で一番目立つ筋肉は、後ろ側のふくらはぎの筋肉である『下腿三頭筋(カタイサントウキン)』だと思います。
この筋肉は『膝関節の屈曲(クッキョク:曲げる)』と『足関節の底屈(テイクツ):足の裏で地面をける』動作にかかわっています。
なのでこの筋肉は、体を前に持っていく『アクセル』のような役割をしています。
この『アクセル』に対して『ブレーキ』の筋肉は、『前脛骨筋(ゼンケイコツキン)』が主に働いています。
この筋肉は踵をついたとき、足部が急に地面につかないように引っ張ている筋肉で
長距離歩いたりすると痛くなる、すねの前の筋肉です。
この筋肉は足部の土踏まずの形成にもかかわっている筋肉になります。
さて、本日も専門用語がいっぱい出てきて、私も疲れてきたのでトピックスをして終わろうと思います。
今回出てきた『下腿三頭筋』には『ヒラメ筋』という筋肉が含まれています。
この『ヒラメ』由来は魚の『舌ビラメ』という美味しいお魚。
ムニエルにも煮物にもなる美味しいやつですねぇ。
今まで見てきた筋肉はどこにある筋肉かとか
筋肉が何本に分かれているかとかで名前がついていましたが
こんな風にただの見た目だけでついた筋肉の名前もあるんですねぇ。。。
意外と適当です。
いろいろ専門用語も出てきて難しいこともありますが
おちゃめな一面もあるのが『解剖学』!
しばらくこんな記事が続きますが
飽きずに読んでもらえるように頑張りますので
またのご訪問をお待ちしおります!
ではまた次回。
※この記事は私の個人的な意見が含まれているため
レポートなどにコピペしないことをお勧めします。