2022/03/22 07:06


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3月も後半になり、温かくお出かけしたくなる日々がやってきました。
そんな時に、足に痛みやしびれがあると、出かけるのが億劫になってしまします。

そこで本日は、足趾の痛みやしびれについてお話していこうと思います。

この足趾の痛みやしびれ、足部の変形による神経障害かもしれません。
この神経障害、「モートン病」というもので、足底神経が挟まれることによって起こる
絞扼性の神経障害と言われています。

この神経障害、ほっとくと神経がマヒし、しびれや痛みが対処しても取れないことがあるそうです。
そのため、なるべく早く対処することをお勧めします。

じゃぁ何をすればいいの?

ということで、毎回恒例の解剖学から見ていこうと思います。
まず、足底神経は、後脛骨神経が踵骨の内側から足底に向かい、足底神経になり、足趾にかけて広がりながら
虫様筋という中足骨の間にある筋肉に沿うようにして、足趾まで伸びています。
この「足底神経」が中足骨と足趾の間にある関節のMP関節で、靭帯と地面と圧迫されることによって生じる神経障害です。
この地面との圧迫は、つま先立ちのような足趾を反らせて立つようにすると強くなるため、  
ヒールの高い靴や、足趾を側面から圧迫するような靴、中腰などで足趾を反らせるような姿勢を長時間してしまうと悪化しやすいです。

また、「モートン病」になっている方は、前足部の横アーチがつぶれていることが多く、
この横アーチがつぶれることによって、余計に地面との圧迫が強くなり、悪化させる要因になっています。
更に、横アーチがつぶれると、MP関節部が広がり、靴に押されて、側面からの圧迫が増えることも、増悪の要因になっています。

対処法として、悪化要因になる靴を変える、横アーチを保つインソールを入れる、注射を打つなどです。
この中で、一番重要なことは、「靴を変えること」
靴は、足の形を変えてしまうため、足に合っていない靴を履くこと、足に合わせて靴を履くこと、
まず、これができないと、他の方法を行っても、あまり効果がありません。

次に、横アーチを保つようなインソールを入れることです。
これは足部の骨の崩れたアライメントを整えることによって、症状を緩和していくものです。
この骨アライメントの崩れは、長年かけて崩れているため、症状が緩和したからといって、
インソールを外すことはやめてほしいです。
また、インソールを入れていて症状が緩和していたのに、悪化してきた場合は、
インソールがつぶれて、機能しなくなっている可能性があるため、インソールを新しくする必要があります。

このように保存療法を行い、症状が緩和すればいいのですが、緩和しなかった場合、手術が必要になります。

なるべく、手術をしなくて済むように対処していくことが重要だと考えています。
そのためには、なるべく早く症状を発見し、なるべく早く対処していくことが大事になります。

靴は、好みが大きく表れるため、なかなか変えることは難しいとは思います。
しかし、神経症状は悪化が進むと、症状が固定することがあるため、少しだけ我慢してほしいです。
完全に履くのをやめろとは言いません。
ただ、履く場面を見極めてほしいです。

本日は「モートン病」についてお話させていただきました。
神経障害のため、最後の方は少し、語気が強くなってしましましたが、それだけ、重要な話だからです。

もし、症状がある方は、病院などで受診することをお勧めします。

ただ、もし、病院に行く時間が無い場合、『MAILインソール:メールであなたと作るインソール』では
この症状に合わせたカスタムも行っていますので、気になればお試しください。
※試しても症状が改善しなかった場合、必ず病院を受診してください。

本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。

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