2024/11/06 15:16
皆様こんにちは✨義肢装具士の佑吉です!
なんだか一気に冷えてきましたね。
さてさて、皆さんは、靴ってどんなものだと思いますか?
大昔までさかのぼってみると、サルから進化した人類は、もともと靴を履いていませんでした。
しかし、「より遠くへ、より色んな場所へ行くため」に機能の面で靴を作り履くようになりました。
最初は、狩りで仕留めた獲物の皮を足に巻く程度のモノだったかもしれませんが、
それを「より美しく、よりカッコよく見せるため」に靴の見た目、装飾の面を進化させてきました。
この「機能」と「装飾」2つの面を満たすことが、とても重要で難しく、靴を奥深くしています。
機能面で見ていくと、尖ったものを踏んでケガをしない用に、皮革などで足を覆っていたものが、より足への負担を減らすため、しっかりとした靴底が付いたり、踵を支える芯材を入れたり、足にフィットさせるために靴ヒモをつけたり、使用目的に応じて靴の作りを変えたり、様々な工夫をしてきました。
この中に、インソールの進化も含まれ、様々な解剖学的、力学的、運動学的な知見から機能的なインソールが作られ、今日まで続いていて、その土地土地の気候や文化、最新技術、新しい理論によって様々な進化をしていってます。
もし、そんな靴の文化や歴史を知りたい方は、福山市松永にある「はきもの博物館」がオススメです!
今回は「靴」について機能面からお話してみました。
今後も、インソールや健康にかかわる様々なお話をしていきますので、参考にしていただければ幸いです✨
ではでは。