2024/12/12 16:03

ども、義肢装具士の佑吉です!
前回は、つま先に約1cmの余裕がある靴のサイズ感についてお話しました。本日は、足の幅、つまり「ワイズ」について詳しくお伝えします。足の幅は多くの方が悩みを抱える部分ですが、ちょっとした知識で快適な靴選びができるようになりますよ!
足の幅が広がる理由
年齢を重ねるにつれて、「足が広がってきた気がする」という声をよく聞きます。実はこれ、足の構造による自然な現象なんです。足の骨は踵からつま先に向かって扇状に広がる形で並んでおり、それを支えているのが靭帯や筋肉などの軟部組織。若いうちはこれらの組織がしっかりしているため、骨が動きにくい状態を保っています。
しかし、年齢とともに筋力が低下したり、靭帯が緩んで伸びてしまうと、足の骨が少しずつ広がるようになります。結果として足の幅が広がり、「今まで履いていた靴が窮屈に感じる」という状況が起こります。この変化は特に中年以降に目立つ傾向があります。
足の幅に合った靴の条件
では、足の幅が広がることを踏まえたうえで、どのような靴を選べばいいのでしょうか?ここでは、足に合った靴の条件を3つ挙げてみます。
中足部をしっかり固定する
足の真ん中部分(中足部)を、靴ひもなどでしっかり絞めることが大切です。このとき、強すぎる締め付けは避け、血流を妨げない程度にフィットさせましょう。指の付け根に余裕を持たせる
足の指の付け根の関節部分が靴に圧迫されないことが重要です。この部分が圧迫されていると、指が動かせず、疲れやすくなるだけでなく、外反母趾やタコなどのトラブルの原因になります。足の動きを妨げない余裕を確保する
指が自由に動かせる靴は、歩行の快適さを大きく向上させます。靴を履いた状態で足を動かし、違和感がないか確認しましょう。
靴選びの具体的なポイント
新しい靴を購入する際には、以下のポイントを意識して選びましょう。
ワイズ(足幅)をチェックする
日本では「3E」や「4E」といった表記で足幅が示されています。自分の足幅に合ったものを選ぶことで、窮屈さを感じにくくなります。中敷きを外して足幅を測る
中敷きが取り外せる靴なら、実際に外して足をその上に乗せてみてください。足が中敷きに収まる靴を選ぶと、適切なサイズ感をつかみやすくなります。試し履きで実際のフィット感を確認する
試着は靴選びで最も大切なステップです。靴を履いて軽く歩いてみて、足の幅が窮屈に感じないか、指が自由に動かせるかをチェックしてください。
自分の足に合った靴を履こう!
足の幅やサイズが合わない靴を履き続けると、足の疲れだけでなく、外反母趾や足裏の痛み、さらには歩行のバランスが崩れる原因にもなります。逆に、自分の足に合った靴を選ぶことで、快適さや健康を取り戻すことができます。
足幅は人それぞれ異なり、年齢や体型、歩行・行動習慣によっても変化します。だからこそ、自分の足の特徴を理解し、それに合った靴を選ぶことが大切です。
靴選びは見た目だけでなく、機能性も重視してみてください。お気に入りのデザインと足にぴったりのフィット感を両立させた靴で、毎日の生活をもっと快適にしていきましょう!
ではでは👣
