2025/08/15 21:38
ども、インソール屋で義肢装具士トレイルランナーの佑吉です👣
街を歩いているときや、家の中で何もない場所でつまづいたこと、ありませんか?
「いや~、年取ったなぁ」なんて軽く笑って済ませていませんか?
…実はこれ、絶対に見逃してはいけないサインなんです💥
つまづきは“老化”ではなく、身体の危険信号
何もない所でのつまづきは、**フレイル(身体虚弱)**という、身体機能の低下の初期段階であることが多いです。
フレイルは、放置すると日常生活の活動量が減り、筋力がどんどん低下していく恐ろしい状態。
このつまづきを見逃すとどうなるか…。
やがて本当に転んでしまい、骨折などの大ケガにつながる可能性が高まります。
骨折から一気に加速する“動けない生活”のリスク
特に注意すべきは、脊椎の圧迫骨折や大腿骨(太ももの骨)骨折。
この2つは高齢者の生活に大きな影響を与えます。
骨折で入院・安静が続くと、ただでさえ落ちていた筋力が一気に低下し、ベッドから起き上がることすら困難に。
さらに、動けないことで脳への刺激も減り、認知機能の低下も進んでしまいます。
ヒトは動物。動くことこそが健康の土台です。
動けない状態が長く続けば、健康寿命は急速に短くなってしまいます。
第一歩は「気づくこと」
ここまで深刻な未来が「何もない所でのつまづき」から始まると考えると、見逃せませんよね。
「最近よくつまづくな…」と感じたら、それは身体からのメッセージです。
じゃあ、何をすればいいの?
特別なことをする必要はありません。
重要なのは、小さなことをコツコツ続けることです。
例えば、
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つま先を上げる筋肉(前脛骨筋)を鍛えるかかと歩き
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足のアーチを支えるインソールで姿勢を整える
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毎日のストレッチで足首の柔軟性を維持
これらを日々の生活に取り入れるだけでも、つまづきは減らせます。
「何もない所でのつまづき」は、ただの老化現象ではなく、行動を変えるチャンスです。
あなたの未来のために、今日から一歩踏み出しましょう👣