2026/10/01 13:26

子どもの靴を買うとき、

「すぐ足が大きくなるから、少し大きめを買っておこう」

と思うことはありませんか?

子どもの足は成長します。

せっかく買った靴が、しばらくすると履けなくなることもあります。

だから、少しでも長く履ける靴を選びたい。

その気持ちはよく分かります。

ただ、

「大きめなら安心」

とは限りません。

子どもは、その靴を履いて、

立つ。

歩く。

走る。

跳ぶ。

遊ぶ。

毎日たくさん身体を動かしています。

だから僕は義肢装具士として、

「何cmを買うか」

だけではなく、

実際に履いたときに足と靴がどう合っているのか。

そして、

その靴をどう履いているのか。

ここまで見てほしいと思っています。

今回は、子どもの靴を選ぶときに家庭でも確認してほしいポイントを5つにまとめます。

 

① 必ず試し履きをする

まず大切なのは、

サイズ表記だけで決めず、実際に履いてみることです。

例えば、

同じ18cmと書かれている靴でも、

メーカーや靴の種類によって、

・幅

・つま先の形、方向

・甲の高さ

・かかとの形、ホールド感

・固定力

などは違います。

そして当然、

子どもの足も一人ひとり違います。

足の長さだけでなく、

幅。

甲の高さ。

指の形や長さ。

左右差。

いろいろな違いがあります。

「今17cmだから、次は18cm」

だけで決めるのではなく、

できれば実際に履いて確認してみてください。

 

② つま先に適度な余裕があるか

小さすぎる靴では、

つま先が窮屈になったり、足指が当たったりします。

一方で、

大きければ大きいほどいいわけでもありません。

靴の中で足が必要以上に動けば、

歩くたびに足が前へ滑ったり、

靴の中で足が安定しにくくなったりすることがあります。

大切なのは、

「余裕があること」と「大きすぎること」を同じにしないこと。

つま先に適度な余裕がありながら、

靴の中で足が必要以上に動いていないかを見てください。

 

③ 足の幅と靴の幅が合っているか

靴選びでは、

長さだけに目が行きがちです。

でも、

足の幅と靴の幅も大切です。

幅が狭すぎれば窮屈になります。

逆に広すぎれば、

靴の中で足が動きやすくなることがあります。

子どもの足を上から見て、

「細そうだから細い靴」

「幅広そうだから幅広の靴」

と決めつけるのではなく、

実際に履いた状態で確認してみてください。

 

④ 履いた状態で歩いてみる

試し履きをしたら、

立った状態だけで終わらせず、

できれば実際に歩いてみてください。

靴を履いた状態で、

足が靴の中で必要以上に動いていないか。

歩きにくそうにしていないか。

靴が脱げそうになっていないか。

子ども自身が違和感を訴えていないか。

靴は、

座っているときではなく、

立って、歩いて、動くために使うものです。

だからこそ、

「履けたからOK」

ではなく、

履いて動いているところまで見てみてください。

 

⑤ 「選び方」と同じくらい「履き方」を見る

ここは、僕が特に大切にしているところです。

せっかく足に合った靴を選んでも、

靴ひもやベルトを緩めたまま、

足をスポッと入れて履いていたら、

靴と足がうまく一体になりません。

まず、

かかとを靴の後ろへ合わせる。

そして、

靴ひもやベルトを使って、足と靴を合わせる。

「どんな靴を選ぶか」

と

「どう履くか」

はセットです。

良い靴を選んでも、

履き方によっては全く別物になります。

 

子ども自身が「きちんと履く」習慣も大切

毎回、大人が全部やってあげるだけではなく、

成長に合わせて、

子ども自身にも少しずつ靴の履き方を覚えてもらってほしいと思っています。

子どもの頃から習慣にしておくことが、とても大切です。

かかとを合わせる。

ベルトを留める。

靴ひもを締める。

毎日使うものだからこそ、

小さい頃から、

「自分の靴をきちんと履く」

ことを習慣にする。

学校では、

靴の履き方や選び方を詳しく習う機会は、それほど多くありません。

だからこそ、

家庭でできる「あし元」の習慣の一つとして取り入れてみてください。

 

新しい靴を買う前に、今の靴を見てみよう

ここまで読んで、

すぐ新しい靴を買う必要はありません。

まずは、

今、お子さんが履いている靴を見てみてください。

□ つま先は窮屈になっていないか

□ 逆に大きすぎないか

□ 靴の中で足が必要以上に動いていないか

□ 靴底が極端に減っていないか

□ ベルトや靴ひもをきちんと使えているか

そして、

その靴を履いて歩いているところも見てみる。

子どもの足は成長します。

だから、

「何cmになったら買い替える」

だけではなく、

成長している途中の「あし元」を、ときどき確認してみてください。

毎日履いている靴だからこそ、

靴選びと履き方を少し意識することから始めてみてください。


あしから先生|佐藤佑樹
義肢装具士/Kyykx.s Product代表

「バラ色の人生は、“あし元”から。」

“あし元から”の可能性を、福山から全国へ。

大人の「あし元」も気になった方へ

Kyykx.s Productでは、

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▶ あしから先生|佐藤佑樹について

はじめまして|義肢装具士「あしから先生」とKyykx.s Productについて
https://note.com/fair_auk549/n/n646e5d6a3b38