2022/03/29 06:21

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前回「変形性膝関節症(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/03/28/065033)」についてお話させていただきました。
なり初めに、なるべく早く対処してもらえばいいのですが、
進行し、軟骨に影響が出始めると、なかなか元に戻すのは難しくなるので、
気付いたときが一番早い時だと思って、対処してもらいたいです。

では、この対処で、「サプリメントはどうなのか?」という疑問が湧いてくると思います。
私は、「効かない」とは思いません。
ただし、「効く」とも思いません。

なぜなら、人間の体に栄養素が吸収されるとき、かなり小さく分解しないと吸収されないからです。
これは、物理的なものでもありますし、化学的なものでもあります。
例えば、よく膝の痛みに効くとされる「コラーゲン」ですが、数十~数百nm(ナノメーター)ですが
だいたい、ウィルスと同じか、数倍くらいの大きさです。
ということは、もし、コラーゲンがそのまま吸収されてしまう場合、
ウィルスも同じように吸収されてしまうことになり、今以上に病気の蔓延する世界になってしまいます。
また、ウィルスは自ら体(細胞)に入ってこようとしますが、コラーゲンはそういったことはありません。

では、どうやって入ってくるのか?
コラーゲンはタンパク質なので、分解されてアミノ酸になることによって吸収されるようになります。
コラーゲンの分子量は約30万ほどあり、アミノ酸の平均分子量は142なので
約2000個ほどのアミノ酸がつながっている計算になります。
これがバラバラになって吸収され、もう一度つながって効果を発揮するのは。。。ちょっと疑問です。
また、同じように、アミノ酸がつながったものにペプチドというものがあります。
これは、アミノ酸が数個から数十個つながったものですが
腸から吸収されるのは、2,3個のアミノ酸がつながったペプチドまでのようなので、
なかなか吸収されて効果を発揮するとはいいがたい気がします。
更に、吸収されたアミノ酸やペプチドが、全て効果の発揮してほしい部分に行くとも考えられません。

少し、余談にはなりますが、腸の壁は皮膚の延長にあるので、皮膚の一部です。
なので、吸収しようとする腸と違い、入れまいとする顔などの皮膚に、コラーゲンを塗っても
少し、吸収は厳しいかもしれません。
皮膚科の本には、表面に乗ってるだけとも書いてます。

さて、話を戻すと、中にはサプリメントで効果を発揮したという人もいます。
なぜ、そんな人がいるのか?今までの説明だと、吸収は難しい、吸収しても欲しい部分に集中するか分からない、
こんな状態なのに、なぜ?と思われると思います。

考えられるのは、プラシーボ効果、効くと思って飲めば、ただの砂糖の塊でも効果を発揮するというやつです。
こう考えるのが簡単です。
しかし、全部そうなの?とも思います。

恐らくそうではないと思います。
先ほど、吸収した後に、どこに行くか分からないという話をしましたが、
これは、逆に言うと体全体にいきわたるとも言い換えられると思います。
体全体にいきわたるということは、筋肉にも骨にもいきわたるということです。
このことによって、筋肉や骨が強化されることによって、効果が発揮されているのだと思います。

また、厚生労働省が発表している、一日に必要な栄養素の量を、確実に摂取できている人は少なく、
これをサプリメントで結果的に補っているのかもしれません。

それでは本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。

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