2022/04/01 05:12

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前回「側弯症」特に「特発性側弯症(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/03/31/051737)」についてお話ししました。
思春期の女の子で見つかることの多い疾患で、なるべく早く対処しないといけない、というお話をしました。
そして、本日は「大人の側弯症」についてみていこうと思います。

大人の側弯症は、大人になってからなる場合と、子どものころから側弯があったけれど気づかずに、大人になって見つかったものがあります。
子どものころからあったものは、先天的なものや、特発性のものなどです。
そして、大人になってからなる場合は、椎間板がつぶれて変形したもの、脚長差で曲がっているものなどです。
椎間板がつぶれて変形したものは、進行すると、椎体と椎体の間の関節に異常をきたし、「変性側弯症」になります。
これは、老年変化、いわゆる年を取ったから起こることで、長年かけて変形したものなので、なかなか止めようがありません。

ただし、長年かけて変形するのを緩和していくことを目指すことならできます。

この長年かけての変形は、力がどちらかに偏ってしまったために起こることがあります。
この原因として、荷物をいつも同じ方向に持つ、片足にいつも体重をかけてしまう、足をいつも同じ方で組むなどです。
このような動作をなるべく解消していくことと同時に、体の状態も整えていく必要があります。

この体の状態、具体的に言えば、「脚長差」です。

先ほど原因のところでも出てきた「脚長差」、これは左右の脚の長さが違うために、骨盤が傾斜し、それが側弯症に影響を与えます。
この脚長差、普段問題なく過ごしている人でも、5mmくらいの差はあることがあり、このちょっとした差が長年積み重なり、
体に変化を起こしてしまいます。
また、脚の長さに差がなかった場合でも、変形性関節症が足、膝、股関節で起こることにより、左右の差が出来ることがあります。
そのため、これを解消するようなインソールを入れることをオススメします。 

どこかに歪みが出ると、その歪みが他の歪みを誘発します。
ちょっとした最初の変化を放置せず、対処していきましょう。
時間は有限です。
それを有意義に楽しく過ごすために、今を変えていきましょう。
今の積み重ねが、あなたの未来です。

それでは本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。
次回、マイクロプラスチックのお話ししようと思います。

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