2022/04/02 08:01
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前回「大人の側弯症(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/04/01/051255)」についてお話ししました。
この側弯症は、子どもの時から変形があり見つかるものと、 大人になってから変形するものとがあります。
大人になって変形するものの中には、腰以外に原因があるものがあり、それを解消することが大事というお話をさせてもらいました。
その時に、インソールを使うといいのですが、
このインソール、どんな材料で出来ているでしょうか?
基本的にスポンジが使われていると思います。
これは、オーダーメイドで作られるインソールも同じで、スポンジを削って作っています。
この削られるスポンジ、基本的にはプラスチックからできており、
インソールを作れば作るだけ、削れば削っただけ「マイクロプラスチック」が発生します。
「マイクロプラスチック」の定義は5mm以下のプラスチックなので、どうやっても作れば作るほど発生してしまいます。
ただし、基本的に集塵機などを利用し回収しているため、海洋ごみの様に回収ができないということはないです。
また、製作者も防塵装備を装着して作業をしているため、被害は最小限にとどめていると思います。
このマイクロプラスチック、少し前までは、海洋生物などの自然界への影響を危惧する記事や声が多かったと思います。
しかし、先日、「人体からも発見された」という記事がありました。
しかも、腸などの外界と繋がる部分ではなく、血液中という、基本的には外界と繋がっいてはいけない場所で発見されました。
まだ、人体への影響ははっきりしていませんが、今後分かってくると思います。
それは、研究結果としてわかってくるだけでなく、自分自身の体でも分かってくるかもしれません。
このマイクロプラスチックをなるべく出さない様に製作できるのが3Dプリンターです。
3Dプリンターはデータで立体を作り、出力の仕方によりますが、それをそのまま立体に作り上げることができるため、
削った削りカスが出ることがほとんどありません。
出たとしてもサポート材といって、出力するときに空中に浮いている部分などを支えるのにできる部分くらいです。
これも、インソールを作る場合、ほとんどの場合は使用しません。
これが、3Dプリンターでインソールを作るメリットになります。
デメリットは、フィラメントを溶かして積み重ねていく方法の3Dプリンターのため、
そのフィラメント同士の境目で、割れてしまいやすいというのがあります。
しかし、様々な設定を変えることにより、柔らかさと強度を大幅に改善しています。(これは企業秘密です。)
このように持続可能性を追求することは、子どもたちのためでもあり、自分たちのためでもあります。
また、インソールを入れて健康を保つことは、自分たちのためであり、子どもたちのためにもなります。
元気で、楽しい姿を子どもたちに見せ、「大人になるってこんなに面白いことなんだよ」ということを示すことが、
持続可能性を実現する、とても大きな一歩になると思います。
SDGsを意識した、環境に配慮したモノづくりを、今後も研究し還元していこうと思います。
元気な、笑顔の、楽しい、面白そうな姿を残していきませんか?
自分のため、それは、子どもたちのため、何か行動を起こしてもらえればと思います。
それでは本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。
次回、足のアーチのお話ししようと思います。
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