2022/04/04 05:21
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前回「足部のアーチ(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/04/03/052919)」のお話をさせていただきました。
人類の進化の過程で手に入れたものを、進化の過程で蔑ろにしつつあることをお話させてもらいました。
そんな、人類の進化の過程で手に入れたものが他にもあります。
それは「脊椎の弯曲」で生理的弯曲といい、横から見ると頸椎前弯、胸椎後弯、腰椎前弯、仙骨尾骨後弯となっています。
この姿勢は、前と後ろの筋肉や靭帯といった軟部組織の緊張や弛緩によって保たれ、バランスをとっています。
このバランスをとるということが重要で、日常生活を営む中で、同じ姿勢をずっとすることは、本来はありません。
この同じ姿勢をとらないことによって、循環を促し、筋肉疲労を防いでいます。
しかし、この状態を逸脱していることが現代社会で起こっています。
それが、長時間のスマホやパソコンでの作業です。
これは、同じ姿勢をずっと続けてしまう動作であり、
パソコン作業に至っては、座ったままで同じ姿勢をすることがより多くなり、脊椎の生理的湾曲をますます逸脱してしまいます。
このパソコン作業時の姿勢は、頭部が前方にあり、頸椎の前弯を弱くし、胸椎後弯を強調され、腰椎前弯がほぼ消失しています。
それぞれ見ていくと、4~6㎏ほどの頭部が前方にあることによって、重心が大きく前方に移ってしまいます。
またこのとき、少し下を見る状態になり、頸椎の前弯が弱くなり、ストレートネックの様になります。
そして、腕をキーボードに伸ばすことにより、胸椎後弯が強調されます。
更に、前方に行き過ぎた重心を中心に近づけるために、腰椎前弯がほぼ消失します。
この姿勢は、体幹の前の筋肉が弛緩し縮こまり、後ろの筋肉が引き延ばされ緊張するような状態になります。
このことによって、血液循環などが滞り、コリや痛みを引き起こしてしまいます。
よく、肩こりなどで、体幹の後ろの筋肉をマッサージすることがありますが、
体幹の前もマッサージすることにより、前と後ろのバランスを整えることによって、
緊張や縮こまりを解消し、コリや循環を改善することができます。
ただし、これは根本原因を直したことにはならないので、体幹の前後の筋肉をバランスよく鍛え、
バランスよく緊張させることによって、よい姿勢が保たれ、体調を改善することにつながります。
また、崩れてしまった体幹の筋肉のバランスは、重心位置を変えてしまい、
体幹だけで吸収しきれなかった分は、下枝に影響を及ぼし、反張膝や足部の不安定感につながっていきます。
逆に、足部に異常があると、その影響が玉突き方式で上まで繋がっていき、
姿勢に影響を与え、体幹の不調を訴えることもあるということです。
以前、足部に偏平足のある陸上選手にインソールを入れ、足部のバランスを整えたところ、
今まで、様々なケアをしても取り切れなかった腰のコリや痛みなどの体幹の不調が解消し、
更に、大会で自己ベストを更新することができ、優勝することができた、ということもありました。
このように、姿勢の影響は、体幹の中だけでおさまるものではなく、体全体に影響を及ぼし、パフォーマンスを低下させます。
もし、最近「病院に行くほどじゃないんだけれど、少し体調がすぐれないな」と思われたら、それは姿勢のせいかもしれません。
そして、その姿勢を良くするために、体幹だけのケアではなく、全身のケアが必要なのかもしれません。
その時に、少し、先ほどの陸上選手のことを思い出して、インソールのことを頭の片隅に入れておいてもらえたらと思います。
それでは本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。
次回、この時期ならではの靴と足のお話ししようと思います。
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