2022/04/05 05:11

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前回「姿勢(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/04/04/052121」のお話をさせていただきました。
姿勢の崩れの影響が、体幹だけに留まらず、下枝にも影響を及ぼしてしまうというお話をしました。
そして、下枝の地面と接する足底部にインソールを入れることによって、いい影響を与えるというお話もしました。
そんなパフォーマンスを上げるお話から、本日は今の時期ならではの、靴の関わる足のトラブルについてのお話に一気に飛びます。
そのトラブルとは「種子骨障害」です。

「種子骨障害」?なにそれ?

と思われた方、なってなくて良かったです。これはなってしまうと、歩くのがとても辛くなってしますからです。
この種子骨障害の「種子骨」とは、この骨は膝蓋骨、いわゆる膝のお皿の骨の仲間で、
拇趾の関節の足底面側にあり、拇趾の屈曲と伸展をスムーズにする助けをしています。
この種子骨が、この時期、特に入学式が終わってしばらくして、割れてくる新高校生が多いです。
特に、歩行時に踏み返し動作をした場合や、拇趾に体重を乗せてしゃがみこんだりした場合に痛みが出ます。

なんでこんなことが起こるのか?

それは、今までほとんど履いたことのなかった、革靴を履くようになるからです。
ほとんどの中学校の学校指定の靴は運動靴で、靴底がスポンジやゴムでできており、クッション性があります。
しかし、高校生になると、学校指定の靴がローファーなどの革靴になり、
靴底が、一気に硬くなってしまうのと同時に、移動距離が延びて、足への負荷が一気に増えることが大きな要因だと考えられます。
また、革靴はインソールが入っていることが少なく、ローファーの様にひもで調整のできない靴の場合、
硬い中底の上で、何度もこすられることによって炎症が起きてしまうこともあります。
また、このひもで調整のできないことによって、少しきつめの靴を選ぶ傾向にあり、
後でインソールで対処することも難しく、最悪の場合、サイズ変更で買い替えてもらわないといけないこともあります。
そのため、最近では、靴の計測会も靴の購入時にあり、インソールの入ったローファーなどを用意してくれる学校もあるようです。

もし、この春、新高校生として入学される方で、学校指定の靴がローファーの学生は気を付けてください。
まだ靴の購入をしていないのであれば、インソールが入ったものか、インソールを入れることを想定して靴を購入してみて下さい。
そして、インソールを入れて入学式を迎えてもらえると、いいなと思います。

それでは本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。
次回、成長期の足部の痛みのお話ししようと思います。

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