2022/07/13 21:34
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人の体には左右差があるというお話を、前回しましたが、
この原因が、成長過程で起こったものなのか、
それとも、下肢のアライメントの異常で起こったものなのか、
はたまた、骨折や手術などが原因で起こったものなのか、
これを気にする必要があります。
体の成長で起こったものの場合、下肢の長さに左右差が生まれているため、
これを整えるために、短い方に厚みのあるインソール(補高インソール)を入れて、長さを調整していく必要があります。
このインソールで高さ調整をする場合、靴と補高の高さを注意する必要があります。
これは、左右差が大きく、補高を高くする必要がある場合、くるぶしまでの短靴に補高インソールを入れた時、
靴から足部が抜けてしまう事があるからです。
そのため、あまりに補高が高く必要な場合は、ハイカットの靴に補高インソールを入れるか、
補高装具を使用することをオススメしています。
このように、短靴に補高インソールを入れて、靴から足部が抜けてしまうほど
左右差が大きい場合は、靴を履いていない屋内での生活にも大きくなる場合が大きく、
屋内でも使用できる、補高装具をオススメしています。
目安としては、1cmくらいまでは短靴に補高インソールを入れて使用することがありますが、
1.5cmを超えてくると、屋内での生活に支障が出やすく、短靴からも足部が抜けやすくなるため、
補高装具とハイカットの靴を使用することをオススメしています。
ここまでの左右差がある場合は、歩き方などの大きく表れることがありますが、
5mm程度の違いは見られることはよくあります。
この程度の左右差の場合、自然と関節などで代償して、本人も周りの人も気付いていないことが多々あります。
しかし、年齢が上がってきたり、運動不足などで体が硬くなったりして、
代償動作が難しくなってきたときに、体に異常が現れてきます。
この異常は、膝・股関節、腰・首などの体幹などに、コリや痛み、関節症などとして表れてきます。
そして、この異常から、下肢のアライメント異常につながり、更に左右差が進むことがあるので注意が必要です。
そのため、この差を早めに埋めてやることによって、体・関節への負担を減らし、
更に大きな異常に進むことを防ぐことができます。
また、体のバランスが整えられ、疲れにくくなったり、パフォーマンスを上げるのに一役買ってくれることがありますので、
骨盤の上のウエスト部分の腰に手をやって、膝を左右しっかり伸ばして立ち、鏡で自分の姿を見た時、高さに左右差があった場合、
これが、あなたのパフォーマンスを下げてる原因かもしれません。
もし、左右差があって、疲れやすかったり、パフォーマンスが上がっていないなら、
インソールで左右差を整えるという方法がありますので、チェックしてみて下さい。
それでは本日はここまで。
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