2022/07/15 23:04
本日も、ご訪問いただきありがとうございます。
初めての方は『初めまして』これからよろしくお願いします。
前回、前々回で、左右の高さの違いによる影響についてお話してきました。
この左右差の原因として、もともと持っている場合、下肢アライメントの異常、手術など後天的になったもの、
これらの3つが主なものになり、コリや疲れ、痛みや関節症などの原因になります。
本日は、手術などの後天的になってしまったものについてみて、いこうと思います。
この後天的になる原因として、よく見るのが、骨折後やその手術の後、
更に関節が破壊され、人工関節に置換する手術をした後に見られることがあります。が、
最近では手術の向上により、あまり見られなくなりました。
ただ、それでも片方だけ、骨折などで手術をすると、筋肉の萎縮などが片方にだけ起こりやすく、
左右のバランスが崩れ、それを体幹などで代償することによって、コリや痛みが出ている方を見ることがあります。
そのため、もし、左右差があると感じた場合は、この左右差を埋めてあげる方が、体に対する負担が軽減していくと思います。
ただ、左右の脚の長さの違いによる負担なのか、筋肉などの軟部組織に由来するものなのかを、
キチンと見極めていく必要があるため、気になる場合は、リハビリをしてくれている理学療法士の方などに相談してみるといいと思います。
人工関節置換術は、この手術の前に、関節が破壊されることによって、関節を取り換えなければいけない状態になっているということです。
そのため、関節の破壊が手術が必要なほど高度に破壊される前に、
下肢のアライメントを整えたり、筋肉を鍛えて関節の安定性を向上させたりしていくことが重要です。
これは、気付いたときがはじめ時なので、
もし、この記事を読んで、「ドキっ!」とした方は、今からやれることを始めていってください。
これをやるかやらないかで、この先の人生をどれだけ楽しめるかが、変わってくると思います。
他に、大腿骨の骨折などで手術をすることが多いのですが、大腿骨骨折は高齢者に起こりやすく、左右差があると、こけやすくなり、
再骨折する可能性が出てくるので、できれば、骨折する前に左右差を気にして、こけない様にすることが大事だと思います。
実は、私の祖父は、20年近く前に大腿骨の骨折が原因で寝たきりになり、
認知症が進んで、病院から帰ることができず、そのまま病院で一生を終えました。
20年以上前のことなので、今は状況が変わっているとは思いますが、
当時、もっと自分に、今の様な知識があれば、もう少し違った結果があったのではないかと思うときがあります。
そんな後悔を、あなたや、あなたの大切な人が感じない様に、このようなことにならない様に
今できることを、今、していって欲しいと思います。
この記事を読んで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
それでは本日はここまで。
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