2022/05/04 08:02

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前回「半月板損傷①(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/03/080624」のお話をさせていただきました。
半月板損傷は、スポーツ外傷から事故、加齢変性に至るまで、様々な理由で損傷します。
スポーツ外傷や事故などの、大きな外力が外から加わった時に起きる半月板損傷は、靭帯なども損傷してしまうこともあるため、注意が必要です。
また、荷重をかけたままひねったり、無理やり伸ばしたりした場合にも損傷します。
これは、スポーツ外傷でも加齢変性でも起きてくるもので、スポーツではピポット動作などひねりのある動作、
加齢変性では重たい荷物を持ったままひねって移動させる動作などで損傷することがあります。

半月板は、繊維軟骨でできているため、損傷してしまうと、ほっといても治ることはほとんどありません。
これは、関節部分は関節包という袋で包まれており、この中のものには基本的に血管が通っていないため、
損傷してしまうと、直すことが難しくなります。
また、関節包の中には、関節液というもので満たされているため、この関節液から少しずつ栄養をもらうことが出来るのですが、
これだけでは直すことは難しく、この関節液に血液なども混ざり多くなることによって、
膝に水がたまる状態になってしまい、痛みを誘発するなど悪さをしてしまうため、これを抜くことをします。
これを繰り返し、膝の腫れが引いて日常生活に戻れ、問題がなければいいのですが、そうでない場合は手術適応になります。
また、MRI画像診断で手術適応の診断をします。
手術では、損傷した部分が関節内で遊離して関節面などに挟まり、動きを阻害しない様に切除したり、
損傷部分を縫合し、機能を少しでも維持するような方法があります。
気になる方は専門医に相談しましょう。

様々な治療で日常生活に戻れたとしても、それで終わりではないところが、この疾患の難しいところで、
クッションの役割もしていた半月板が傷つくことによって、将来、膝に異常をきたすことになりやすいです。

本日はここまで、
続きは次回お話しようと思います。
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