2022/05/06 05:49

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前回「半月板損傷③(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/05/074551」のお話をさせていただきました。
半月板損傷は、損傷したときに直してしまえばそれで終わりではなく、将来、変形性膝関節症になりやすいというリスクを抱えています。
これは半月板の役割が、クッション性と安定性の向上であるからです。
変形性膝関節症は、膝の安定性が低下し、そのために膝関節の軟骨同士が衝突することによって発症します。
この安定性には、筋肉・靭帯・半月板などが関わっており、この半月板の機能が損傷してしまうことによって低下してしまうので、
損傷していない人に比べて、変形性膝関節症になりやすいため、注意が必要です。

この半月板損傷や変形性膝関節症の対策として、インソールを入れることがあるのですが、
ただ単にインソールを入れればいいというものではなく、入れる靴も重要です。
そんな靴ですが、この時期に気になる靴として、「長靴」があります。
ちょうど今の時期、田植えシーズンに入り、履いておられる方も多いと思います。
この「長靴」、レインブーツと違い、足型の入れ物に足を入れて靴としているので、
足部をホールドすることが出来ず、長靴の中で自由自在に動いてしまいます。
これは、長靴にひも靴の様な締めこむ機能がないのと、足に合わせすぎてしまうと、
長靴に足を入れることが出来なくなってしまうため、このようにルーズな状態になっています。
また、このルーズな状態を少しでも解消するために、足部が細身になっているものが多く、
このことによって、外反母趾などになりやすくなるので注意が必要です。
長靴の特性上仕方のないことなのですが、これは足や体に影響を及ぼすため、あまりオススメしにくい靴です。

更に長靴は、防水性を持たせるために、ほぼ単一の素材でてきていることが多く、底に芯がなく柔らかいものが多いです。
そのため、足部が上に反り、アーチがつぶれやすくなり、不安定になります。
このことによって、膝などに負担がかかり、痛めてしまうこともあります。

これらのことから、インソールで調整してやろうとしたこともあるのですが、
ひも靴ほどの効果はなかなか得られず、ある程度のところまでしかできませんでした。
これは、足にフィットさせられないということが大きく、フィットさせようとボリュームを調整すると、
長靴の中に足が入らなくなってしまうため、そこまでの調整が出来ませんでした。
しかし、それでもインソールを入れておく方が、長靴の中で足が動く量が減り、
足や体への負担が減ってくるので、入れておく方がいいと思います。

本日は「長靴」についてお話させていただきましたが、長靴もピンからキリまであるので、
一概には言えないのですが、買われるときは靴を買うときと同様、試し履きをすることをオススメします。

それでは本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。

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