2022/05/12 06:45

本日も、ご訪問いただきありがとうございます。
初めての方は『初めまして』これからよろしくお願いします。

前回「膝蓋軟骨軟化症_原因(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/11/065003」のお話をさせていただきました。
20歳前後の女性に好発し、座位からの立ち上がりや、階段の昇降など関節面がこすれるときに、痛みや膝崩れを起こしやすい疾患です。
原因として、膝蓋骨と大腿骨との関節面の位置関係や形態の異常、大腿四頭筋の筋力低下や柔軟性の低下、足部のアライメント異常などがあり、
負担の多い状態でランニングで関節面に負荷が繰り返しかかることによって、痛みが出やすくなります。

では、どうやって痛みをへらしていけばいいのか?
まずは、ランニングの量を減らすこと方です。
ランニングにより関節面への負荷増えて、異常をきたしている部分が多いため、まずはランニング量を減らしてみましょう。
もし、それでも痛みが引かない場合は、膝関節の曲げ伸ばしをギプスなどで止める必要もあるため、整形外科を受診しましょう。
これで痛みが引いて来ればいいのですが、ランニングの量を元に戻すと、また痛みがぶり返す可能性があります。
そのため、膝蓋骨と大腿骨の関節面の位置関係の異常で、外側に膝蓋骨が引っ張られている場合、それを押さえる膝のサポーターがあるので、それを使用し、膝蓋骨をいい位置に持っていってあげます。
もし、形態異常があった場合、自分でどうにかするのは難しいため、整形外科を受診し、ドクターと相談してください。
放置すると、関節軟骨を激しく痛めてしまう可能性があるので、なるべく早く相談に行ってほしいです。
大腿四頭筋の筋力低下の場合、オーバーユースにより回復が追いついていない場合は、いったん大腿四頭筋を休ませ、
その間に、体幹など、その他の部分を鍛え、体全体の不安定感をなくしていくことをオススメします。
単純に、筋力不足だった場合、筋力に似合う量のランニング量にして、少しずつ負荷を上げていきましょう。
柔軟性の低下の場合、ランニング前と後のストレッチを行うのと、お風呂上りなどにも、ほぐしてあげることをオススメします。
足部のアライメント異常の場合、回内足ならアーチサポートを入れ、踵骨の内倒れを防ぎ、下枝全体の不安定感をとっていきましょう。
また、O脚やX脚がある場合も、膝サポーターだけでなく、O脚の場合は小指側の高いインソールを、X脚の場合はアーチサポートを入れることをオススメします。

様々な原因と解決方法を紹介してきましたが、自己判断はなかなか難しいと思いますので、
整形外科を受診できるのであれば、受診した方がいいです。
もし、どうしても難しい場合は、あまり硬くない整地された地面でランニングをし、衝撃吸収力の高いシューズを履き、
インソールを使用することで、少しでも膝への負担を減らしていきましょう。

3dCHではメールでオーダーメイドできるMAILインソールを販売しています。
MAILインソールは、症状や使用用途に合わせて、AIで設計しカスタムすることができるインソールです。
少しでも、あなたの問題を解消できる手助けになれば幸いです

それでは本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。

もし、あなたがこの記事を読んで、「ランニングスタイル見直そうかな?」と思ったなら
ぜひ、フォローをお願いします。
また、今後も、足・靴に関する記事を多く載せていく予定ですので、ブックマークをしてくれるととてもうれしいです。

それでは、またのお越しをおまちしております。

←220513_腸脛靭帯炎_原因(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/13/063440
 220511_膝蓋軟骨軟化症_原因(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/11/065003