2022/05/15 07:00
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前回「腸脛靭帯炎_対処方法(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/14/092748)」のお話をさせていただきました。
この疾患は、腸脛靭帯という骨盤から脛骨まで伸びた靭帯が、膝関節の少し上の外側部分の大腿骨外側上顆で、
屈伸時に摩擦が繰り返されることにより、炎症が起きてしまう疾患です。
主に長距離ランナーに多く、他には下り坂でのランニング、登山、自転車、スキー等々、様々なスポーツで発症するリスクがあります。
これは、オーバーユースと下枝のアライメントがO脚変形を起こしているのと、地面が不整地で不安定な状態になっていることが影響しています。
そのため、ランニング量を調整し、下肢のアライメントを整え、なるべく不整地ではなく、整地された路面を走ることをオススメします。
本日は「腸脛靭帯炎」とは痛みの出る方が逆になる「鵞足炎」についてみていきます。
膝関節の少し下(5cmくらい)の鵞足と言われる部分の炎症です。
この部分は、内側ハムストリングスの一部が停止している部分で、主に「半腱様筋」「縫工筋」「薄筋」の筋腱の週末が扇状になっており、
この様子が鵞鳥(ガチョウ)の足の様な形態をしているため、鵞足と呼ばれています。
この部分が過度に屈伸されることによって炎症を起こしたものです。
更に、下腿を外側にひねる動作を繰り返すことによっても発症します。
「鵞足炎」になると、この部分を押したりと運動後の痛みが出たり、張れたり熱を持つこともあります。
主に、ランニングでのオーバーユースですが、バスケットボールなどのピポット動作の多いスポーツでも起こります。
また、サッカーや水泳の平泳ぎなどでも負担がかかり発症します。
更に、サイズの合っていないシューズを履いて競技を行っていると、靴の中で足部が滑ってしまい、そのことによって下腿が外側へのひねり動作が起きやすくなり、負担を増やしてしまいます。
そして、筋肉のストレッチ性の不足が鵞足への負担を増すことにもなります。
それでは本日はここまで、
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