2022/05/21 22:40
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前回「シンスプリント_対処方法(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/20/064852)」のお話をさせていただきました。
シンスプリントは脛骨に付着しているつま先を上げ下げしたり、足部の内側縦アーチを保つための筋から負荷を受け、
骨膜が炎症を起こし、痛みが出たものです。
そのため、オーバーユースを解消することと、内側縦アーチを保つこと、筋肉をストレッチすることが大事になります。
この足部の内側縦アーチ、実は子どものころにはなく、成長に伴って出来上がっていきます。
だいたい、小学校2年生くらいで形成されるといわれています。
そのため、乳幼児期、就学前にころには、基本的には偏平足です。
しかし、この偏平足にも気を付ける必要のある偏平足があります。
それは、「外反偏平足」というもので、立った時に踵の骨が内側に倒れて、土踏まず(内側縦アーチ)が無くなっている状態の偏平足です。
子どもの足は、もともと柔らかくアーチも低くなり、脂肪組織も多いため、アーチが無くなったように見えることがあるので、見逃すことがあるのですが、
この「外反偏平足」は、子どもが痛みを訴えたり、よくこけることがあるなどして、小児科に受診し見つかることがあります。
この子どもの外反偏平足が大人の外反偏平足につながるという根拠は示されていませんが、
痛みを訴えていたり、靴が変形するほど足部が崩れている場合は、治療が必要かもしれませんので、小児科でご相談ください。
治療法として、踵の骨が内側に倒れてくるのを防ぐ、アーチサポートがよく用いられます。
これは、病院で製作することができ、健康保険や各種の補助を受けることができるため、
製作する際は、義肢装具士などに手続きの仕方などをよく聞いて製作しましょう。
また、子どものため成長が早く、足が大きくなり、合わなくなることがあるため、耐応年数が短く設定されています。
この耐応年数とは、健康保険や各種の補助の手続きができる期間のことで、年齢によって期間が変わるため、義肢装具士などに聞いてみて下さい。
もし、急激に成長して、耐応年数以内に足に合わなくなった場合は、修理もできます。
もしこのとき、修理費用が発生した場合、厚生労働省で決められた範囲で、ドクターの処方があれば、
健康保険や各種の補助を受けることができますので、必ず病院で相談してください。
それでは本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。
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