2022/05/25 06:35

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前回「ワーキングママへMAILインソール(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/24/063500」のお話をさせていただきました。
足部のアーチの崩れによる疲れに対して、筋トレや靴の選び方、普段の生活に良い習慣を取り入れることなどをお話させていただきました。
この習慣の部分に、靴の中にインソールを入れていくことをオススメしました。

先日、土踏まずの部分と外反母趾で痛みの出ている主婦の方にインソールを納めさせていただきました。
お渡しして一週間くらいして
「土踏まずのところにあった突っ張るような痛みと、外反母趾で指の付け根にあった痛みが無くなりました」
とお礼のメールをいただきました。

この方は、直接計測・評価させていただいた方なのですが、
土踏まずである内側縦アーチ部は比較的保たれていましたが、荷重時と非荷重時でアーチの高さが大きく下がる方で、
更に、母趾の付け根の関節(MP関節)の部分が赤くはれ、熱感があり、痛みを訴えていました。
また、母趾を足の甲側に反らせると、足底側に母趾の屈筋腱が浮き出るほどはっきりと見え、触ることができました。
膝関節には異常はなく、骨盤の左右差もなかったため、内側縦アーチと外反母趾に対して対応するインソールを作らせていただきました。

内側縦アーチ部では、一見アーチ構造が保たれているように見える場合でも、
足部が柔らかく、荷重時と非荷重時で差が大きく、母趾の屈筋腱の張りが強い方の場合、
荷重時にアーチが下がることによって、母趾の屈筋腱が引っ張られ、この腱にピリピリ来るような痛みを訴える場合があります。
この場合、足部の足底腱膜などのアーチを保つ構造はしっかりしているのに、
下腿から伸びる前脛骨筋や後脛骨筋、足趾の屈筋群の機能がうまく働いていないことがあり、
このことによって、アーチが下がり、足底腱膜に負荷が掛かり、痛みが出てしまいます。

このようになってしまった場合、市販のアーチサポートの様に土踏まずの部分だけを上げても、あまり効果が期待できません。
そのため、足部の中心部の方から支えてやり、母趾の屈筋腱が通る部分のアーチはあまり上げ過ぎない様に対応してあげます。
そうすると、アーチが下がり過ぎず、屈筋腱の部分が上がり過ぎず、足底腱膜を緊張させ過ぎない様になり、痛みの解消になります。

外反母趾については次回。
それでは本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。

3dCHではメールでオーダーメイドできるMAILインソールを販売しています。
MAILインソールは、症状や使用用途に合わせて製作するインソールで、
それぞれの足に合わせたインソールを作ることができます。
このインソールを使うことで、少しでもあなたの問題を解消できる手助けになれば幸いです

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