2022/05/26 06:01
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初めての方は『初めまして』これからよろしくお願いします。
前回「お礼メール_内側縦アーチ(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/23/220941)」のお話をさせていただきました。
この方は土踏まずと外反母趾に痛みのある主婦の方で、散歩が趣味の方です。
計測・評価を直接させていただいた方なのですが、母趾の屈筋腱の張りが強く、荷重時と非荷重時でアーチの下がり具合が大きく異なる方でした。
そんな足部に対して、足部の中心の方からアーチを支え、母趾の屈筋腱の部分はあまり上げ過ぎない様にし、
足底腱膜への負荷を減らす様に、インソールを製作していきました。
外反母趾に関して、靴の履き方、選び方が大きく関わってくるのですが、この方の場合、靴には問題がなかったため、
内側縦アーチの低下とMP関節部の横アーチの低下に対してアプローチしていきます。
まず、内側縦アーチについて、外反母趾では、内側縦アーチが低下し、母趾が地面や床、靴などに押し当てられることによって、悪化していきます。
このとき、踵の骨が内側に倒れこむことによって、重心が母趾側にますます落ちやすくなり、外反母趾を助長します。
そのため、内側縦アーチを支えるように製作していきます。
次にMP関節部の横アーチについて、この部分が低下してくると、前足部の足の幅が広くなり、
靴の幅に対して足の幅が広くなることによって、靴に母趾が押されて外反母趾になりやすくなります。
そのため、横アーチを支えてあげることにより、前足部の幅を広がりにくくすることによって、外反母趾に対応したインソールを製作しました。
また、前回の足の中心部分のアーチを上げていることによって、この部分から前足部にかけての横アーチがあがり、
相乗効果でより足の幅を広がりにくくしています。
これらの外反母趾に対するアプローチと、前回お話した内側縦アーチに対するアプローチを合わせたインソールを納めさせていただき、
一週間使用してもらって、感謝のお礼のメールをいただくことができました。
このように、それぞれの症状、足の形状、体の状態に応じて、
それぞれの人にあったアプローチを行い、
それぞれの人に合わせたインソールを製作しています。
もし、足のこと、膝のことなどでお困りのことがあれば、
お気軽にお問い合わせください。
それでは本日はここまで、
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