2022/06/11 06:00

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前々回「変形性膝関節症_O脚タイプ(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/06/09/060000」のお話をさせていただきました。
変形性膝関節症には、簡単に言うとO脚タイプとX脚タイプがあり、
それぞれのタイプでインソールでの対処方法が異なります。
O脚タイプでは、インソールの外側を高くしたものを使用します。
このことによって、下肢のアライメントと重心が変わり、膝関節の内側にかかっていた負荷が少なくなります。

では、X脚タイプではどうするのか?
X脚タイプは膝関節の外側に負荷が掛かているために、膝関節の外側に痛みが出ます。
そのため、O脚タイプの場合と逆にインソールの内側を上げてやればいいのですが、
足部の内側には、内側縦アーチがあり、これを支えてつぶれないようにしてあげるだけで、
下枝のアライメントの崩れを改善することができます。
なぜかというと、内側縦アーチがつぶれると重心が内側に落ちてきます。
そうすると、内側に落ちた重心を元の位置に戻そうと、体を外側に振っていきます。
このとき、膝関節より外側に体が流れることにより、X脚に矯正され、膝関節の外側に負荷が掛かってしまうのです。
これを防ぐために、足部の内側縦アーチを支えてつぶれにくくすることで、
重心の過度な内側への移動が抑えられ、膝関節外側への負荷が軽減されるのです。
ただし、内側縦アーチを支えるだけでは効果が少なかった場合は、インソールの内側を更に上げることもあります。

このように、重心位置や下枝のアライメントを整えている上げることによって、筋肉の使い方が変わり、
鍛えられ、大腿部(太もも)に筋肉痛が出ることもあります。
これは、今まで使われていなかった筋肉が使われるようになったために起こっているので、
インソールの使用を中止せずに、そのまま使用してみて下さい。
1~2週間ほどで筋肉痛が収まってくるはずです。
もし、痛みが継続する場合は、他の原因が考えられるので、インソールの使用を中止し、整形外科を受診しましょう。

それでは本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。

3dChではそれぞれの症状、足の形状、体の状態に応じて、
それぞれの人にあったアプローチを行い、
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