2022/06/19 09:15

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前回「靴の選び方_足長(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/06/18/161648)」で、足長についてみていきました。
靴を選ぶ際、足長はサイズ表示されているものですが、なるべく試し履きを行い、
つま先に1㎝程度の余裕のある靴を選ぶようにし、左右差も確認し、大きい方の足に合わせた靴を選んでください。
この靴選びの大前提として、「足のボリューム調整のできる靴」で「インソールの取れる靴」であることとしています。

次に、足の幅について。

足の幅は、年齢を重ねるにつれて広くなっていく傾向があります。
これは特に女性に現れやすい特徴になっており、40~50代で大きく変化しやすくなります。
これは、生理的な理由が考えられています。
また、男性でも、若い時と比べて体重が増加したりすると足の幅が広くなることがありますが、
女性と比べて、軟部組織が硬いため、女性より変化が少なくなっています。
このように、年齢、性別などで足の幅は変化するので、個々人それぞれに合った幅の靴を選ぶ必要があります。

靴の幅は「E」表示されているもので、規格が決まっています。
この「E」表示はEの数が多いほど幅が広くなり、最近では「EEEE」など幅広の靴が、一般の量販店などでも販売されるようになりました。
また、介護ショップや義肢装具製作所、ネットショップなどでは、これよりももっと幅の広い靴も注文することができるので、
もし、靴の幅のことでお困りの方がおられましたら、相談してみることをオススメします。


さて、この幅の選び方ですが、実際に履いて確認するようにしてください。
前回「足長」を確認する際にお話した様に、靴の踵と足の踵をキチンと靴に収め、暇などを締めボリュームを調整します。
その後、つま先部分に体重をかけ、きつく感じない幅の靴を選びます。
具体的には、靴のアッパーが足に押されて張って、靴の外から押したときに直ぐに足の骨が分かるくらいの状態は、キツイ状態です。
ちょうどいい状態の時は、靴の外から押したときに、アッパーの生地の内側に、もう一枚生地があるイメージの状態がちょうどいい状態です。
緩すぎるときは、靴の外側からアッパーを押したとき、靴の形が変わるほどペコペコへこむような状態だと緩すぎます。
この緩すぎる状態の場合、不安定になるため、関節に負荷が掛かったり、筋肉に変な緊張が入るため、
痛みが出たり、コリが起きたりするので、あまり緩すぎる靴履かない様にしてください。

次は靴の入り口部分のフィッティングについてみていこうと思います。
続きは次回。

それでは本日はここまで、
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