2022/06/26 22:24
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今年は夏の始まりがとても早くて、サンダルを履くことがいつも以上に多くなりそうです。
このサンダル、特にビーチサンダルは実は日本発祥の履物で、
アメリカ人デザイナーが日本の技術者とともに戦後開発したものが原型になっていいます。
更に遡ると、もともとは草履がもとになっていて、これをより耐久性のあるゴムで作ったゴム草履が進化していったものになります。
そのため、履きやすく脱ぎやすい、日本の文化にあった履物で、
更に、高温多湿になる日本の気候にもとてもマッチした履物になります。
この草履という履物は鼻緒の部分を足趾の母趾と第2趾で挟み、
更に足趾で草履を掴むことによって履きこなす履物のため、
足部のアーチを形成する屈筋群が鍛えられ、アーチの形成を促すことができます。
更に、このアーチを形成することによって、足部が地面に対して弧を描くようになり、
足趾が自然と地面につくようになり、ここ10数年言われるようになってきた、浮指をしにくくする効果が言われています。
そして、足趾が地面に自然とつき、地面を掴むことによって、地面からの反力をキチンと足趾が受け止めるようになります。
このことによって、足趾の爪に影響を与えるようになってきます。
爪というのは、もともと指先を守るためと、指先の骨のない軟部組織の部分の剛性を保つためにあります。
この軟部組織の部分の剛性を保つというのは、
手の指であれば、ものを掴んだ時に指先が柔らかいと、しっかり物がつかめず無駄に力が入ってしまったり、
指先を痛めてしまう可能性があります。
しかし、爪があることによって、指の掌側からの力を受け止めることができ、しっかり物がつかめ、指先を痛めにくくなります。
これは足趾にも言えることで、地面からの反力をしっかり受け止めることができるため、スムーズに重心を移動して歩くことができたり、
急に向きを変えることができるなど、効率的に動くことが可能になっています。
では浮指によってどんな影響が爪に出てくるのか?
次回このお話をしていこうと思います。
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