2022/06/27 07:02
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前回、「草履_浮指(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/06/26/222447)」のお話をさせていただきました。
草履は、鼻緒を足趾でつかみ、更に草履自体も足趾でつかむことによって
足部の屈筋群が鍛えられることにより、足部のアーチを形成を助けることができます。
この足部のアーチが形成されることによって、地面に対して足部が弧を描くようになり、
自然と足趾が地面につくようになります。
このことによって爪にも影響が出てきます。
爪は足趾の剛性を上げて、地面からの反力を効率的に使うことができるようになります。
しかし、足趾が浮いていると、爪が変形しやすくなり、効率的に地面からの反力を使うことが難しくなります。
爪は、本来丸くなりやすく、足趾の場合、足の裏側からの力によって平たく伸ばされています。
そのため、浮指の爪は足の裏からの力が少なく、丸くなりやすいです。
これは、巻き爪の原因になり、足趾をつけると痛く、余計に足趾をつけなくなり、巻き爪が悪化するという悪循環を生んでしまいます。
そのため、この悪循環を断ち切るために、爪のケアをしていく必要があります。
巻き爪に人は、爪が食い込むため、ついつい爪を短く切ってしまいがちです。
しかし、これをやってしまうと、地面からの反力を足趾の先まで受けることができず、
指先の軟部組織が盛り上がり、そこに爪が食い込むということが起きてくることがあります。
そのため、爪の切り過ぎに注意し、できれば靴下などに引っかからない程度で、
指先と同じくらいの長さに爪を切ることをオススメします。
そして、足部のアーチを保つことによって足趾を地面に自然につけることによって
地面からの反力を爪で受け止めることによって、爪が自然と広がり、指先を健全な状態にしていくことができます。
これを助けてくれるのが草履で、普段の生活に取り入れてみることをオススメします。
この取り入れ方にもいろいろなやり方があるとは思うのですが、
一つの案として、普段の外出には自分の状態にあったインソールの入った靴を履いて外出し、
自宅に帰ったら、家の中では布草履を履くというやり方です。
このやり方は外では足部や体のアライメントを整え、自宅では足部を鍛えていくことによって、
支えられるだけではなく、自分からも変えていく、受動的なものと能動的なものが合わさったやり方になり、
バランスが良いと思っています。
もし、このやり方が気になった方は、まずは布草履を試してみて下さい。
それで今の症状が少しでも改善されれば儲けものです。
それでも、外出する機会や仕事などで靴を履く機会が多く、草履だけでは難しい場合は、
インソールを入れることを検討してみてもいいかもしれません。
それでは本日はここまで。
読んでいただきありがとうございました。
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