2022/03/24 06:05


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前回、合わない靴の「靴ずれ(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/03/22/070443)」についてお話ししました。
この靴が合わないことによって起こる影響は、靴ずれだけではなく、
外反母趾やモートン病なども引き起こします。

この靴が足に合っていない現象は、成長期の子どもの方が起きやすく、足への影響は絶大です。
成長期なので、すぐに足が大きくなるというのもありますが、
子どもが、靴の履き方をキチンと理解できておらず、マジックテープやひもをキチンと絞めていないため
靴が脱げそうになり、それを嫌がって、少しキツめの靴を選んでしまう、ということがあります。
あとは、単純に親が足の成長を見逃していたとか、逆に成長するからと大き過ぎる靴を与えていた、といったことがあります。

では、子どもの足にどんな影響があるのか?

まずは、素足の子どもの足を見てみてください。
力を抜いているにもかかわらず、足趾が曲がりっぱなしになっていませんか?
これは、靴の先に指が当たって、曲がってしまったもの、
もし、こんな風になっていたら、かなり要注意です。

次に、靴下を履かせて靴も履かせてみて下さい。
このときのポイントは、子どもにいつもの様に履いてもらうこと、親は見守っていてください。
このとき、親はさりげなく、靴の履き方をチェックしてみてください。
履き方は、以前お話したように(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/03/16/071026
1.踵で履いているか
2.ひも(マジックテープ)をキチンと絞めているか
この2点だけです。
子どもは、家以外の親の目の届かないところで、靴を脱ぎ履きする機会も多く
友達などが履いてるのを見たり、大人の所作を見て学びます。
そのため、教えていても、その通りにできていないことも多いので、たまにチェックしてあげてください。

そして、子ども自身で靴を履いてもらい、キチンと履けてなければ
履き方を教えて、直してあげ、靴のサイズチェックをしましょう。
サイズチェックは以前意話したように(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/03/17/061211
1.足先に余裕があるか
2.靴の幅がきつく無いか
3.靴の高さはあっているか
の3点です。
足先の余裕は、子どもの足の大きさによるので、一概には言えませんが、
目安として、小さくても、その子の人差し指1本分から、大きくても、その子の人差し指と中指の2本分が目安です。

靴の幅は、きつく無い程度で、あまりに横に揺れるようだとよくないので、
別のメーカーの靴を探すか、ちょっと厚手の靴下を履くようにする、
もしくは、ボリューム調整のインソールを入れてみてください。
このボリューム調整のインソールは、100均で売っている1㎜くらいの薄いスポンジを
靴のインソールの形に切って入れるだけでも十分です。
厚みは足の大きさや靴のキツさによって、調節してみてください。

靴の高さは、緩すぎずキツ過ぎずといったところ、
ひもやマジックテープで調節できる部分はいいのですが
それ以外の、特に足先の部分は気を付けて見ておいてください。
緩すぎると、歩くときなどで足趾を反らせたときに、しわになり食い込むことがあります。
また、キツかった場合、靴に当たって痛みが出たり、靴ずれを起こすことがあります。
なので、上から押さえてみて、生地がパンパンに張っていないか、ぷかぷか浮きすぎていないか、などをチェックしてください。
もし、緩かった場合、靴の幅との兼ね合いも見ながら、サイズ変更や、メーカーの変更、ボリューム調整をしてみてください。

いかがだったでしょうか?
「やばいな」と思われた方も多かったと思います。
私自身も、たまにチェックした際に「ゲっ!」と思うことがあります。
気づいた時が変え時、一番早い時だと思って、自分を責めずに調整してあげてください。
ただ、履き方は習慣なので、すぐに適当な履きやすい履き方にしてしまいます。
大人も一緒だと思います。
怒らずに、何度も淡々と、こなしていってください。
そして、あきらめないでください。それも愛情です。
あとは、親がしていないことは子どももしません。
まずは自分から変えていってみてください。

本日はここまで、
読んでいただきありがとうございました。

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