2022/05/18 06:40
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初めての方は『初めまして』これからよろしくお願いします。
前回「ランナー膝_内側側副靭帯炎(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/17/063955)」のお話をさせていただきました。
内側側副靭帯は、膝関節の内側についている靭帯で、内側半月板と結合し膝の安定に関わっています。
この靭帯は、膝関節の伸展(伸ばす)、外反(X脚)、回旋(ひねり)で緊張をする靭帯です。
このため、X脚傾向の強い方に発症しやすく注意が必要です。
そのため、X脚傾向を弱めるような膝サポーターやインソールを使用することをオススメします。
このように、一週間ほどかけてランナー膝を詳しく疾患別にみてきましたがいかがだったでしょうか?
痛みの出る場所や、やっているスポーツの種類によって、ランナー膝でも様々な種類があることが、理解できたと思います。
それでは少し振り返ってみましょう。
「膝蓋軟骨軟化症(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/11/065003、https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/12/064535)
・若い女性に多い
・膝蓋骨に痛み
・膝関節周囲の筋力強化とストレッチ
・膝蓋骨亜脱臼防止用サポーター
・アーチサポート付きインソール
「腸脛靭帯炎」(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/13/063440、https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/14/092748)
・長距離ランナーに多い
・O脚変形に多い
・膝関節の少し上(3cmくらい)外側に痛み
・クロスレッグストレッチ
・O脚用インソールの使用
「鵞足炎」(https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/15/070044、https://kyykxs.official.ec/blog/2022/05/16/064610)
・膝関節の少し下(5cmくらい)内側に痛み
・下腿のひねり動作で痛めやすい
・不適合のシューズ
・X脚傾向の人に多い
・適合したシューズの選択
・X脚用インソールの使用
・内側ハムストリングスのストレッチ
・膝関節の伸展(伸ばす)、外反(X脚)、回旋(ひねり)で痛めやすい
・X脚傾向の人に多い
・膝関節裂隙部分に痛み
・X脚用膝サポーター
・X脚用インソール
これらですべての膝の痛みに対応するわけではないので、まずはオーバーユースを解消し、自己判断が難しい場合は整形外科を受診しましょう。
「鵞足炎」や「内側側副靭帯炎」などは「内側型の変形性膝関節症」の痛みの出る部分に近いところが痛むため、注意してください。
これを間違えると、効果が真逆のサポーターやインソールをつけることになりますので、
もし、ご自身でやってみて、症状が悪化したり、変化が見られない場合は、整形外科を受診してください。
また、筋肉や靭帯が硬くなっている場合にも悪影響を及ぼすため、スポーツをする前のストレッチ、クールダウン時のストレッチをキチンと行うようにしましょう。
最後に、ランニングなどシューズを履いてするスポーツでは、シューズを足にフィットさせることがとても大切です。
必ず試し履きをして購入し、できればインソールを入れて下肢のアライメントを整えてあげて下さい。
3dCHではメールでオーダーメイドできるMAILインソールを販売しています。
MAILインソールは、症状や使用用途に合わせて製作するインソールです。
少しでも、あなたの問題を解消できる手助けになれば幸いです。
それでは本日はここまで、
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